頼りがいのある眼鏡
「もう少し年齢を重ねるとメガネは二本持ちになると思いますよ」
と、眼鏡店でいわれたのはもう何年前のことだろうか。
ど近眼で眼鏡派の私は、
作る時は予備も含めて同じ処方で2本のメガネをつくることが多いです。
だから、一度にお札がヒラヒラと飛んでいってしまうのは仕方ないことなんですが、
痛いもんはイタイんだな。
それはさておき、眼鏡店スタッフさんの予言通り50代前からは、運転用と遠近両用を併用するようになりました。
そんな眼鏡ライフを送っていたところ、つい最近
「私、音符が見えなくて、ピアノ用のメガネを作ったんです」
という大人の生徒さんの言にぶち当たりました。
「ほぉー、そうなんですね〜。でも楽譜を、明確に把握できないと弾けないですから、あるといいですよね」
なんて、レッスン中盛り上がっていたら、春うららのある日の練習中のこと。
…なんか、楽譜の読み取りに戸惑うようになってるよ?
う~~はっきり見えん!!♯や♭、ミルフィーユのように幾重にも積み重ねられた和音の一つ一つの音が〜!
春先から結構な量の譜読みがある上、
ちょうどレッスン用の楽曲研究が急に増え始めて譜読みにアタフタしていた時期でした。
とにかく時間がないからサクサクと勉強進めたいわい!
「あ。ピアノ専用メガネを作りにいくか…」
実は昨年、2本メガネ作って以来、金欠継続中だ。
しかし、そうもいっておられん。
譜読みをスムーズに進めるためだ、
すぐさま眼鏡店にGO〜!
「楽譜を即座に読み取る必要があること」とは別に
「生徒さんの楽譜ある程度の距離から見やすしたい」旨を伝え、
けんけんがくがくのやり取りの後、「中近メガネ」を注文。
やったー。これでスムーズに弾き進められるよ。
そして、後日手にした新調中近メガネはやっぱり見えやすい。
これで、膨大な譜読み停滞も解消されるであろうよ。
やれやれ、後は自分の腕と理解力次第ということか。
(むしろこれが本題であろう)
暑くなる前に大方片付けるよう眼鏡片手に努力することになりそうです。
今手元にある眼鏡は新調した中近を含め、遠近2本、運転用2本の5本。
ちなみに既存の眼鏡で楽譜が見えずらかった理由は鼻あてに少々の歪みがあり、遠近の視点がずれていたかららしいです・・・ありゃりゃ。
ともあれ5本の眼鏡を駆使して世間様に迷惑をかけないように生活していきたいです。
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