換気を中継!

2月中旬の教室からお伝えします。

立春を過ぎましたが、大雪の予報が頻繁に出たり、実際に降雪があったり、最低気温が氷点下になる日が続いたり寒い日が続いております。

今、教室の二酸化炭素濃度は計測器によると400ppm後半。
外気の濃度もこの程度らしいので、それほど教室内の空気は悪くない状態です。

現在通常レッスン直前、私の練習及び生徒さん用のレッスン準備の時間です。
ちなみにまだ私のみ在室ということもあり、まだまだ寒いため、新調したばかりのロスナイ換気扇と窓開放による換気は一切行っていません。
日照がある日は南側に向いているレッスン室はとても暖かい状態ですので、暖房は夕方までほぼ必要ありません。ありがたや。

さて、レッスン室を締め切ってノーマスクで1人で練習をしばらくしていると二酸化炭素濃度が800ppm位まで上昇。
意外にあっという間ですね。
1000ppmになったらアラームがなることになっています。

あ、そろそろ生徒さんがやってくる時間です。
換気開始。
換気扇強で、ガチャ!
ガラガラ。窓も2箇所、講師の体型とは真逆にほっそり開けます。

コロナ関連による自宅待機中の期間をスマートに避けながら教室に駆け込んでくる生徒さん達の元気な顔を見るのは、ほっと心が和む瞬間です。

少し雑談をしてから、さてレッスン開始です。
あ、空気!
と思い二酸化炭素濃度計に目をやると、600ppmに戻っています。

どうやら教室の入り口である掃き出し窓をどーん!と全開にして入室してくる生徒さんがほとんどなので、その度大換気大会が行われている模様です(笑)。

レッスンを終えると二酸化炭素濃度は800ppm台。
やはり2人いると濃度は上がりますね。
でも生徒さんが出口を開けるとあっという間に500ppmに。

さて、次のレッスンは自宅待機中の生徒さん対象のオンラインレッスン。
コロナ流行が始まった頃、一大決心をして買ったタブレットをセットし、生徒さんとビデオ通話でレッスン開始です。

音声が聞き取りづらくなるので、オンラインレッスンではいつしかお互いノーマスクです。 

それにしてもオンラインレッスン時のビデオ通話で、生徒さんとお互いの素顔を初めて見ることに気付き、ちょっとびっくりしております!
(最近入会組のみなさん)

…というか、もともと素顔を見知っている生徒さんですら2年近くマスクをしているとさすがに顔、変わってます。
(若い方々は特に。大人の生徒さんはドンマイ笑)

使用機材からアプリの選定など、初めはかなり試行錯誤していたオンラインレッスンですが、最近では学校や塾もオンライン授業を実施していることもあり、各ご家庭のインターネット環境や端末の準備なども万端ということが増えたようです。

オンラインレッスンを受け入れてくださるおかげで、私も振替レッスンの負担が激減し、レッスンが止まることなく積み重ねることができて大変助かっています。


お、そろそろ対面レッスンに戻る時間です。 
生徒さんに来週は教室に来てねーとオンラインを締めくくると二酸化炭素濃度計はあっという間に800ppm台。
ノーマスクでひとりで声を張っていたせいでしょうか。

さ、換気換気。

そうこうしているうちに、オンラインと対面を組み合わせながら今日のレッスンは無事終了。
今日も無事に終わった…ありがたやありがたや。

その時点で二酸化炭素濃度は700ppm台。
今日も無事換気できたようです。

以上、二酸化炭素濃度計と共に2月の教室から換気中継をお送りしました^_^



そして
カレンダーに目をやり、3月のスケジュールを確認するタイミングだとふと気付きます。
そろそろ今年度末を迎えます。
学生にとって大きな節目の時期。
この節目にピアノレッスンを続けるかどうか迷う生徒さんもいるかと思います。

本音の一部を言うなら、止める事はいつでもできますし、誰にでもできることかと思います。
今までの努力を積み重ねてきた結果として、その宝物を得る経験が持てたか、またその宝物を携えて生きる力がついたか。
そして大事なことはピアノが好きか。

好きならば弾き続けている限り、進みゆく人生と共に緩やかながら無限に楽しみは広がっていくでしょう。
それは人生の扉を開き続ける助けの1つとなります。

そんなことを北京オリンピックを見つつ感じています。

まあ、オリンピックに比べたら全くピアノレッスンは地味なんですが(笑)。

たけうちピアノ教室

所沢市東所沢 柳瀬小前にある小さなピアノ教室です。「和気あいあい、のんびり、いつまでも音楽を楽しもう」辺りをモットーにしています。