頑張る力

暑い!!残暑お見舞い申し上げます〜〜〜
お盆直前の今、真夏は40度高くなる二階のダイニングで扇風機から1メートルの場所にて、爆汗記事入力中です(笑)。

長期予報によると後1か月は高温傾向だとか。
お盆前のレッスンの様子ですが、ほとんどの生徒さんがレッスン室に入ると 

「眠い」「つかれた」

と口にします。
無理もありません。日照時間が極端に少なかったら7月から一転、梅雨明け後のこの猛暑。
休校期間中の影響はメンタル、フィジカル両面で既に終わったものとはいいきれませんし、夏休みも超短い!

そんな中、休まずにレッスンに来てくれるだけでも本当は大したものだと思います。
お家の方も生徒さんもお疲れ様です&ありがとうございます^_^

そして、今は発表会2か月前〜〜〜。
コロナ禍中、教室なりに工夫しての開催予定ですが、生徒さんの様子も含め、参加人数、形態、会場、進行、予算配分と従来と勝手が違うため、私の頭もねじり飴状態ですが、とにかく無事開催に向け、そしてみなさんに楽しんでいただけるよう最大限頑張ります〜!

さて、頑張るとといえば。
東大生にはピアノレッスン経験者が多いとか、非認知能力が高まるとか、継続する力、思考力がつくとかピアノレッスンには様々なメリットがあると巷ではいわれていますね。

二次元の譜面から目に見えない様々な過程を経て空間芸術ともいえる演奏活動までこぎつける力がつくわけですし頭も体もそこそこ酷使(?)します。
コツコツ頑張って努力を継続する人にとってはそのメリットは当たり前のギフトなのだと思います。

実は発表会前の体力的にも大変なこの夏のレッスンにも、時間をうまく使って頑張ってくる生徒さんたちも多くいて、最近改めて感心させられています。

休校期間中のご経験からでしょうか、夏休み中の1日のピアノの練習や勉強の時間を組み込んだタイムテーブルを作られたご家庭もあると聞きました。

毎日大変だけど、少しだけ頑張ってみる。
少しだけ頑張った積み重ねが本人にいずれ結実する。

その実は習ってすぐ成果が見えるということはまずありません。
気の長い話ですが、得難いその瞬間に会えるには何年もかかるのではないかと思います。

でも、音楽を楽しむことができる能力と教養がつく以外に、たびたびその実を収穫できるということが、ピアノレッスンの最大の喜びであり意義なのだなぁと改めて感じるこの夏です。

華やかに見える演奏活動。
でもそれを支えるピアノレッスンというものは、なんて地道で、気が長くて、努力が必要で、人より少し頑張れなければいけないものなのでしょうか。
しかし、だからこそそれに対する実は誰もが簡単に手に入れられるものではないのでしょう。

どんな状況、どんな形にしろ、今何かしら頑張っている生徒さん方とそのご家庭は、胸を張ってその実を受け取っていただきたいと心から願っております。


たけうちピアノ教室

所沢市東所沢 柳瀬小前にある小さなピアノ教室です。「和気あいあい、のんびり、いつまでも音楽を楽しもう」辺りをモットーにしています。